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J-GLOBAL ID：201302236753239349   整理番号：13A1686184

癌幹細胞能の解明

Unravelling cancer stem cell potential

著者 (2件)： BECK Benjamin (Univ. Libre de Bruxelles (ULB), Brussels, BEL) ,  BLANPAIN Cedric (Univ. Libre de Bruxelles (ULB), Brussels, BEL)
資料名： Nature Reviews. Cancer  (Nature Reviews. Cancer)
巻： 13  号： 10  ページ： 727-738  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： W1368A  ISSN： 1474-175X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成人組織の維持と修復はこれら組織の細胞階層の頂点に位置する幹細胞(SC)によって確保されている。正常SCの更新と分化能評価には,in vitroクローン原性アッセイや移植,そしてin vivo系統追跡のような機能的アッセイが使用されている。類似の戦略により,固形腫瘍も階層的な細胞の機能的構造を持ち,増殖と治療後の再発を維持する癌SC(CSC)を含む可能性が示唆されている。本稿では,成人における正常SCと固形腫瘍のCSC間における差異と類似性を考察する。異なる機能アッセイ法を利用することで,腫瘍が増殖能に関して不均一であり,一部のサブセットのみが長期的な更新性を維持していることが明らかとなっている。本稿ではCSC能獲得と維持の機構解明におけるマウスモデルの意義についても考察する。

シソーラス用語： *幹細胞 ,  腫瘍細胞 ,  細胞増殖 ,  マウス ,  薬理実験動物 ,  固形腫瘍
準シソーラス用語： *癌幹細胞 ,  マウスモデル

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (1件)： 癌幹細胞