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J-GLOBAL ID：201302237055751824   整理番号：13A1468391

リン豊富過剰スラッジから派生したバイオチャーによる水溶液鉛(II)除去

Aqueous solution Pb(II) removal by biochar derived from phosphorus-rich excess sludge

著者 (4件)： Ding Wenchuan (School of Urban Construction and Environmental Engineering,Chongqing Univ., Chongqing) ,  Du Yong (School of Urban Construction and Environmental Engineering,Chongqing Univ., Chongqing) ,  Zeng Xiaolan (School of Urban Construction and Environmental Engineering,Chongqing Univ., Chongqing) ,  Liu Renlu (Chongqing Youth Vocational & Technical Coll., Chongqing)
資料名： Huanjing Huaxue  (Huanjing Huaxue)
巻： 31  号： 9  ページ： 1375-1380  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2490A  ISSN： 0254-6108  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 都市廃水処理施設からのリン豊富過剰スラッジを熱分解し,水溶液での鉛(Pb(II))除去の吸着剤としてバイオチャーを生成した。結果は,このリン豊富スラッジバイオチャーのPb(II)吸着性能が,熱分解温度とともに増加したことを示した。生スラッジから得たバイオチャーは,同じ温度下で炭化された嫌気性消化スラッジより高い収着性能を持っていた。バッチ実験を,700°Cと1.0時間熱分解によって生成したリン豊富スラッジバイオチャーを使用して実施し,Pb(II)収着反応を研究した。結果は,吸着が3時間反応後,平衡に達したことを示している。Pb(II)除去率は溶液pHで増加した。スラッジバイオチャーでのPb(II)吸着は,擬二次動態モデルによって説明できる。Langmuirモデルは,Freundlichモデルより良く収着等温線に適合する。バイオチャーの最大収着性能は34.5mg・g(-1)であり,pH5.0,反応時間3時間,吸着剤用量20g・L(-1)においてであった。これは,既報告値より高い。この研究は,リン豊富スラッジバイオチャーを,水中での低濃度重金属除去のための安価な吸着剤として使用できることを示している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： リン ,  *チャー ,  *鉛化合物 ,  *除去 ,  吸着剤 ,  分解温度 ,  余剰汚泥
準シソーラス用語： 余剰スラッジ ,  過剰スラッジ ,  *バイオチャー ,  *鉛(II) ,  熱分解温度

分類 (1件)： 環境工学一般  (SA01010K)

タイトルに関連する用語 (5件)： リン ,  過剰スラッジ ,  バイオチャー ,  水溶液 ,  鉛