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J-GLOBAL ID：201302237115201586   整理番号：13A1777127

アントシアニン豊富なジュースはFischerラットの消化管関連免疫に影響を及ぼさない

Anthocyanin-rich juice does not affect gut-associated immunity in Fischer rats

著者 (8件)： GRAF Daniela (Max Rubner-Inst., Karlsruhe, DEU) ,  SEIFERT Stephanie (Max Rubner-Inst., Karlsruhe, DEU) ,  BUB Achim (Max Rubner-Inst., Karlsruhe, DEU) ,  FROEHLING Bettina (Geisenheim Res. Center, Geisenheim, DEU) ,  DOLD Sebastian (Justus Liebig Univ., Giessen, DEU) ,  UNGER Franziska (Justus Liebig Univ., Giessen, DEU) ,  ROEMPP Andreas (Justus Liebig Univ., Giessen, DEU) ,  WATZL Bernhard (Max Rubner-Inst., Karlsruhe, DEU)
資料名： Molecular Nutrition & Food Research  (Molecular Nutrition & Food Research)
巻： 57  号： 10  ページ： 1753-1761  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： H0535A  ISSN： 1613-4125  CODEN： MNFRCV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:アントシアニンはバイオアベイラビリティが低いために,生体内での抗炎症作用を検討した研究では一致した結果が得られていない。本研究ではアントシアニン豊富なブドウ-ビルベリージュース(ARJ)を用いて,その全身性免疫系,腸管随伴リンパ組織(GALT)と腸間膜脂肪組織(MAT)における免疫調節効果を調査した。方法:雄性Fischerラット344にARJ或いはアントシアニンを含まないARJ(対照)を10週間摂取(アントシアニン摂取量;15mg/日)させ,その後血液,脾臓,パイエル板と腸間膜リンパ節からリンパ球を単離した。結果:T細胞とNK細胞の数,NK細胞活性,リンパ球(IL-10,IFN-γ,TNF-α)とMAT(IL-6,IL-10,MCP-1)からのサイトカイン遊離,血清中炎症マーカー(scCAM,IFN-γ,MCP-1)およびNF-κBの活性状態はARJによる影響は無かった。結論:健康ラットでは生理的用量のアントシアニンは全身性免疫系にもGALT或いはMATにも影響を及ぼさなかった。

シソーラス用語： *アントシアニン ,  *ぶどうジュース ,  スノキ属 ,  *果実飲料 ,  ラット ,  雄性 ,  食餌効果 ,  *粘膜免疫 ,  リンパ組織 ,  炎症 ,  腸間膜 ,  脂肪組織 ,  免疫反応 ,  リンパ球 ,  バイオマーカー ,  炎症性サイトカイン ,  消炎作用
準シソーラス用語： ビルベリー ,  *ビルベリージュース ,  炎症マーカー ,  *消化管免疫 ,  免疫修飾

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (6件)： アントシアニン ,  ジュース ,  Fischer ,  ラット ,  消化管 ,  免疫