文献

J-GLOBAL ID：201302237123423024   整理番号：13A1893229

蛋白質及び細胞付着を制御するためのポリピロール/バイオポリマー複合材の表面修飾

Surface modification of polypyrrole/biopolymer composites for controlled protein and cellular adhesion

著者 (5件)： MOLINO Paul J. (Univ. Wollongong, Wollongong, AUS) ,  ZHANG BinBin (Univ. Wollongong, Wollongong, AUS) ,  WALLACE Gordon G. (Univ. Wollongong, Wollongong, AUS) ,  HANKS Timothy W. (Univ. Wollongong, Wollongong, AUS) ,  HANKS Timothy W. (Furman Univ., SC, USA)
資料名： Biofouling  (Biofouling)
巻： 29  号： 9-10  ページ： 1155-1167  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： T0718A  ISSN： 0892-7014  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 導電性ポリマー,ポリピロール-デキストラン硫酸塩(PPy-DS)のチオール末端ポリエチレングリコール(PEGチオール)表面修飾による蛋白質及び細胞吸着の阻止を検討した。0.1~10mMのPEGチオール(分子量1000~40000)とPPy-DSを反応させたところ濃度及び分子量依存的にPEGの結合重量は増加した。また結合量の増加に伴いフィブロネクチン(FN)結合量は減少した。反応温度,溶媒,反応pHの検討結果と操作性の検討から至適反応条件を,1mM PEGチオール(分子量40000),pH9,45°C,溶媒:脱イオン水と決定した。この条件で表面修飾したPPy-DSへのFN及びウシ胎仔血清蛋白質の結合量は未修飾のものの6~12%に低下した。またこの修飾により初代培養マウス骨格筋細胞の吸着と増殖をほぼ完全に阻止した。

シソーラス用語： 生物汚損 ,  タンパク質 ,  *細胞接着 ,  微生物汚染 ,  生物膜 ,  *防汚加工 ,  表面改質 ,  導電性高分子 ,  ポリピロール ,  デキストラン硫酸 ,  ポリエチレンオキシド ,  *吸着 ,  フィブロネクチン ,  筋細胞
準シソーラス用語： *細胞付着 ,  デキストラン硫酸塩 ,  *蛋白質吸着 ,  骨格筋細胞

分類 (2件)： 微生物学(ウイルス以外)一般  (EG03010C) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 蛋白質 ,  細胞付着 ,  ポリピロール ,  バイオポリマー ,  複合材 ,  表面修飾