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J-GLOBAL ID：201302237135200713   整理番号：13A0895609

好気性顆粒の構造安定性及び完全性のATP及び細胞コミュニケーションへの依存性

Dependence of structure stability and integrity of aerobic granules on ATP and cell communication

著者 (3件)： JIANG Bo (Nanyang Technological Univ., Div. of Environmental and Water Resources Engineering, School of Civil and ...) ,  LIU Yu (Nanyang Technological Univ., Div. of Environmental and Water Resources Engineering, School of Civil and ...) ,  LIU Yu (Nanyang Technological Univ., Advanced Environmental Biotechnology Centre, Nanyang Environment & Water Res. Inst., 1 ...)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 97  号： 11  ページ： 5105-5112  発行年： 2013年06月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 好気性顆粒はさまざまな細菌種の緻密でコンパクトな微生物凝集体である。最近では,自治体や産業の廃水処理のため好気性顆粒技術が広範囲に検討されている。しかし,好気性顆粒の構造安定性および完全性に関するエネルギー代謝及び細胞コミュニケーションレベルでの情報はほとんど入手できない。本研究では,プロトン駆動力を消散し次いでアデノシン三リン酸(ATP)生成を阻害する活性をもつ,代表的な化学的脱共役剤,3,3′,4′,5-テトラクロロサリチルアニリドを用いて,好気性顆粒の構造安定性および完全性を維持するためのATP及び細胞コミュニケーションの役割を検討した。ATP合成が阻害されると細胞コミュニケーションに不可欠な自己誘発因子2及びN-アシルホモセリンラクトンの産生が低下し,一方,細胞外高分子物質(EPS)の産生も低下した。結果として,好気性顆粒は解離することを示した。本研究により,ATP依存性クオラムセンシングとEPSは好気性顆粒の構造安定性と完全性の維持に不可欠であることを示した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *顆粒 ,  *スラッジ ,  安定性 ,  *細胞生理 ,  *細胞情報伝達 ,  生物学的水処理 ,  廃水処理 ,  生体高分子 ,  アンカップラー ,  *エネルギー代謝 ,  完全性 ,  細菌 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物 ,  カルボアミド ,  ヒドロキシ酸 ,  汚泥
準シソーラス用語： EPS【高分子】 ,  *クオラムセンシング ,  *好気性顆粒 ,  構造安定性 ,  *細胞間コミュニケーション ,  脱共役剤

分類 (2件)： 分化,増殖,成長,生殖  (EG03055B) ,  下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

物質索引 (3件)： ATP ,  テトラクロロサリチルアニリド ,  自己誘発因子-2

タイトルに関連する用語 (7件)： 好気性顆粒 ,  構造安定性 ,  完全性 ,  ATP ,  細胞 ,  コミュニケーション ,  依存性