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J-GLOBAL ID:201302237149662523   整理番号:13A1319557

グルクロン酸インプリントポリマーのクリオゲルへの埋め込みによるヒアルロン酸の分離と精製

Separation and purification of hyaluronic acid by embedded glucuronic acid imprinted polymers into cryogel
著者 (5件):
資料名:
巻: 934  ページ: 46-52  発行年: 2013年09月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒアルロン酸(HA)は,薬剤,臨床治療,及び化粧品などの多くの応用で利用されており,その分離と精製が非常に重要である。本研究で,はじめに,その構造にグルクロン酸部を有するHAの分離のために,D-グルクロン酸インプリントポリマー(MIPs)を合成した。MIP粒子は,元素分析,フーリエ変換赤外分光法(FT-IR),及び膨潤試験によって特性化した。その後,合成したMIP粒子をポリアクリルアミドのクリオゲル中に埋め込んだ。クリオゲルは,酸化還元開始剤としてN,N,N′,N′-テトラメチルエチレンジアミン(TEMED)と過硫酸アンモニウム(APS)によって開始されるフリーラジカルクライオゲル化過程によって調製した。このクリオゲル材料は,FT-IR,膨潤試験,走査型電子顕微鏡(SEM),及び細孔サイズ分析計(BET)法を含む表面吸着分析によって特性化した。HAの吸着をMIPs埋め込みクリオゲルカラム(GAIPEC)を利用する分光学的方法によって調べ,最大HA吸着容量が318mgg-1であることが分かった。GAIPECカラムの選択性を分子がHA分子の一部である妨害試薬としてのN-アセチルグルコースアミンを利用して見積もり,その結果は,GAIPECがN-アセチルグルコースアミンよりもHAに対して35倍大きな選択性を持つことを示した。HAの分離の最適なクロマトグラフィー条件を調べた。pH7.0の緩衝溶液を溶出剤に,0.1MのNaCl溶液を脱着剤に0.5mLmin-1の流速で用いた。また,GAIPECの回収率を調べ,その結果はGAIPECがその吸着能を顕著に低下させずに何度も利用できることを示した。MIP粒子の選択性とクリオゲルの機械的特性を組み合わせて,HAの分離と精製のためのリジッドで安定な材料が本研究で調製された。このことを示すために,魚の目とStreptococcus equi RSKK679培養液の発酵物からHAを単離した。この後,これを特性化して高速蛋白質液体クロマトグラフィー(FPLC)の適用を調べた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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クロマトグラフィー,電気泳動  ,  液体クロマトグラフィー  ,  糖質・糖鎖一般 
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