文献

J-GLOBAL ID：201302237150769587   整理番号：13A0518564

公益事業3 地上波民間テレビ放送の地域性についての考察

著者 (1件)： 脇浜紀子 (読売テレビ放送)
資料名： Nextcom  (Nextcom)
巻： 13  ページ： 24-33  発行年： 2013年03月01日 
JST資料番号： L8230A  ISSN： 2434-6233  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地上波民間テレビ放送の地域性発揮の重要性について述べるとともに,地上波民間テレビ放送とケーブルテレビとの連携モデルを提示した。地上波民間テレビ放送は,地域性を担保しようとした精度設計にもかかわらず,特定キー局とローカル局とが業務提携をするネットワークの構築過程で地域性が失われた。しかし,IP化の進展により地域メディア再編・発展の環境が整った現代において,地上波民間テレビ放送は,その映像メディアの制作と運営のノウハウを通信系メディアを含む他者に還元することで地域性発揮に貢献できる。本稿では,ローカル局が地域メディア機能を発揮するための再編モデルを,ケーブルテレビとの関係で提示し,ニュース単位での連携,番組制作での連携,チャンネル単位での連携について述べた。

シソーラス用語： *テレビジョン放送 ,  *CATV ,  コンテンツ ,  動画像 ,  情報メディア ,  地域社会 ,  放送網
準シソーラス用語： *ケーブルテレビ ,  映像コンテンツ ,  地域メディア ,  地上波ディジタル放送 ,  テレビ放送網

分類 (1件)： テレビジョン一般  (ND12031N)

引用文献 (14件)：

• 鈴木健二(2004)『地方テレビ局は生き残れるか一デジタル化で揺らぐ「集中排除原則」』、日本評論社
• 山田晴通(1990)「シンポジウム地域メディアの多元的競合とその展望」、『新聞学評論』No391990, pp.253-267
• 社団法人日本民間放送連盟(1997)『放送ハンドブック(新版)』、東洋経済新報社
• 北海道放送社史編纂委員会(1982)『北海道放送三十年』、北海道放送株式会社
• 筬島専・樋口喜昭・吉見憲二・木戸英晶・関野康治・深澤輝彦(2010)「県域放送制度と今後のローカル局の経営課題について」、『メディア・コミュニケーション研究所紀要』No 60、慶應義塾大学メディア. コミュニケーション研究所、pp 135上153

タイトルに関連する用語 (4件)： 事業 ,  地上波 ,  テレビ放送 ,  地域性