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J-GLOBAL ID:201302237179935168   整理番号:13A0072197

ナノバイオサイエンスにおける細胞「オブザーバ」及び蛋白質源の重要性

Significance of cell “observer” and protein source in nanobiosciences
著者 (7件):
資料名:
巻: 392  ページ: 431-445  発行年: 2013年02月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ナノ粒子(NP)が生体内に入ると,その表面はさまざまな蛋白質で覆われるため,生体系とNPとの相互作用は,NP自体の表面特性ではなく,蛋白質層の組成に依存する。蛋白質コロナの組成は細胞へのNPのデリバリに重要な影響を与えるものと認識されているが,「細胞オブザーバ」(細胞タイプ)の影響について多くは知られていない。ここでは,さまざまな蛋白質源(胎児ウシ血清及びヒト血漿)が,各種粒径と表面特性を持つ超常磁性ナノ粒子(SPION)の表面に形成されるハードコロナの組成と蛋白質の厚みに与える影響を調べた。その結果,in vitroの細胞/組織の実験に適したナノ粒子及び蛋白質源の物理化学的特性から,in vivoの実験に適したものに移行する際に,ハードコロナが大きく変化することがわかった。ハードコロナのこのような変化は,in vitroからin vivoを推定する際に大きな意味を持つ。さらに,同じ蛋白質コロナ組成を持つSPIONの取り込み及び毒性に「細胞オブザーバ」が与える影響も調べ,ナノバイオサイエンスにおける細胞タイプの影響を明らかにした。粒子はさまざまな細胞株との間で相互作用を生じた。「細胞オブザーバ」効果を考慮しないと,NPの細胞ターゲティング/毒性の精度が本質的に低くなることがわかった。したがって,蛋白質コロナ組成と「細胞オブザーバ」効果を十分に理解することにより,治療及びナノ毒素の研究のためのNPの用量を予測できるようになる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞生理一般 
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