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J-GLOBAL ID：201302237204935917   整理番号：13A0875148

電池動作下のLiFePO₄とFePO₄間2相反応における遷移相変化

Transient Phase Change in Two Phase Reaction between LiFePO₄ and FePO₄ under Battery Operation

著者 (10件)： ORIKASA Yuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MAEDA Takehiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KOYAMA Yukinori (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MURAYAMA Haruno (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  FUKUDA Katsutoshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANIDA Hajime (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ARAI Hajime (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUBARA Eiichiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  UCHIMOTO Yoshiharu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OGUMI Zempachi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 25  号： 7  ページ： 1032-1039  発行年： 2013年04月09日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,時間分解測定により,リチウムイオン電池(LIB)動作中の正極のLiFePO₄とFePO₄における相転移の遷移状態を実験で追究した。LIBの電極活性材料の相転移機構は性能改善の設計ガイドを与える。各X線吸収分光法とX線回折のin situ時間分解測定を行い,電池動作下の各電子構造と結晶構造の変化を直接検出した。鉄原子価変化から推定した相割合の変化は,電気化学的に予想される変化と同様だった。時間分解X線回折測定では,2相反応中の格子定数の遷移変化がはっきりと認められた。非平衡リチウム抽出挙動は,2相系の熱力学線図からずれ,電気化学反応中の連続的相転移をもたらした。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *電極材料 ,  *リチウム化合物 ,  *リン酸塩 ,  *鉄化合物 ,  *システム ,  *相転移 ,  *遷移状態 ,  計測 ,  X線吸収分光法 ,  X線回折 ,  電子構造 ,  結晶構造 ,  原子価 ,  格子定数 ,  熱力学線図
準シソーラス用語： *正極材料 ,  *リン酸リチウム鉄 ,  *リン酸鉄 ,  *二相系 ,  時間分解法 ,  デインターカレーション

分類 (4件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学反応  (CB07050F) ,  複塩  (CD01060G) ,  固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 電池 ,  遷移 ,  相変化