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J-GLOBAL ID:201302237233296737   整理番号:13A1008094

メソ多孔質Fe2O3/TiO2混合光触媒のゾル-ゲル合成:4-クロロフェノール分解への適用

Sol-gel synthesis of mesoporous mixed Fe2O3/TiO2 photocatalyst: Application for degradation of 4-chlorophenol
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巻: 252-253  ページ: 233-242  発行年: 2013年05月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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TiO2を他種遷移金属酸化物により光増感すると,可視光域における光吸収特性を増強する事ができ,この種の材料は,太陽光・光接触分解用の優れた触媒として利用できる。本研究では,ゾル-ゲル法でメソ多孔質Fe2O3/TiO2(10,30,50,70及び90wt%Fe2O3)光触媒を合成し,各種手法で特性解析した。XRDパターンは,メソ多孔質構造及びFe3+低負荷域におけるFe3+のTiO2への同形置換及びFe3+高負荷域におけるTi4+のFe2O3への同形置換の存在を提示した。XPSにより,Fe2O3/TiO2材料中にTi4+及びFe3+が存在する事が分かった。DRS-UV-visスペクトルにより,長波長に対するTiO2のバンドギャップ励起の変化,即ちFe3+のTiO2中への組込みを認めた。更に,遊離TiO2及びFe2O3粒子の存在も判明した。これらの光接触活性を,水溶液中4-クロロフェノールの太陽光分解を例に試験した。接触活性は以下の順序であった。:メソ-30wt%Fe2O3/TiO2>メソ-10wt%Fe2O3/TiO2>メソ-50wt%Fe2O3/TiO2>メソ-70 Fe2O3/TiO2>メソ-90wt%Fe2O3/TiO2>メソ-Fe2O3>メソ-TiO2。この順序は,メソ多孔質Fe2O3/TiO2が汚染質分解用活性触媒として機能し,Fe3+フレームワークを有するTiO2及び遊離Fe2O3による光増感が活性に関与するものと結論した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  下水,廃水の化学的処理 
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