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J-GLOBAL ID：201302237266986860   整理番号：13A1371227

太陽光発電応用の混合ハロゲン化物有機金属ペロブスカイトの第一原理モデリング

First-Principles Modeling of Mixed Halide Organometal Perovskites for Photovoltaic Applications

著者 (5件)： MOSCONI Edoardo (Computational Lab. for Hybrid/Organic Photovoltaics (CLHYO), CNR, Perugia, ITA) ,  AMAT Anna (Computational Lab. for Hybrid/Organic Photovoltaics (CLHYO), CNR, Perugia, ITA) ,  NAZEERUDDIN Md. K. (Swiss Federal Inst. of Technol. Lausanne, CHE) ,  GRAETZEL Michael (Swiss Federal Inst. of Technol. Lausanne, CHE) ,  DE ANGELIS Filippo (Computational Lab. for Hybrid/Organic Photovoltaics (CLHYO), CNR, Perugia, ITA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 117  号： 27  ページ： 13902-13913  発行年： 2013年07月11日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機正孔輸送材料を用いた固体太陽電池で酸化チタンの増感剤として有機金属ペロブスカイトが注目されている。ここではその構造と電子特性の理解の為に,CH₃NH₃PbX₃及びCH₃NH₃PbI₂X(X=Cl,Br,I)について周期的DFT計算による検討を行い,計算されたバンド構造と実験的な光学バンドギャップの傾向とが良く一致することを確認した。CH₃NH₃PbX₃型化合物の吸収スペクトルはI→Br→Clの順での吸収ブルーシフトを示した。他方,混合ハロゲン化物,CH₃NH₃PbI₂Xの吸収端はx=I,Clが800nmであるのに対しBrでは700nmであった。この化合物群では電子特性の異なる二つの構造が存在しその相対安定性がハロゲン種によって変化することが判った。X=ClがIと同じバンドギャップをとることについてCl量の少ないCH₃NH₃Pb(I_1-xCl_x)₃化合物の寄与が示唆されている。

シソーラス用語： 太陽光発電 ,  第一原理 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  *ハロゲン化物 ,  混合物 ,  *鉛化合物 ,  塩化物 ,  臭化物 ,  ヨウ化物 ,  *アンモニウム化合物 ,  *光増感剤 ,  酸化チタン ,  *太陽電池 ,  バンド構造 ,  バンドギャップ ,  結晶構造
準シソーラス用語： 混合ハロゲン化物 ,  *四級アンモニウム化合物 ,  *色素増感太陽電池 ,  ペロブスカイト構造

分類 (3件)： 電池一般  (YB04010O) ,  半導体結晶の電子構造  (BM02060N) ,  有機半金属・有機金属化合物の結晶構造  (BK08040B)

物質索引 (1件)： メチルアンモニウム

タイトルに関連する用語 (7件)： 太陽光発電 ,  応用 ,  混合ハロゲン化物 ,  有機金属 ,  ペロブスカイト ,  第一原理 ,  モデリング