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J-GLOBAL ID:201302237309289166   整理番号:13A1812825

GSK-3阻害剤処理ヒト骨髄由来間葉系幹細胞の軟骨形成分化

Chondrogenic differentiation of human bone marrow-derived mesenchymal stem cells treated by GSK-3 inhibitors
著者 (3件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 623-633  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: B0137C  ISSN: 0948-6143  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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軟骨欠損の細胞ベース治療の一戦略として分化状態にある細胞の使用が注目され,間葉系幹細胞(MSC)の軟骨分化の研究が特に興味をもたれている。ヒト骨髄由来MSC(hMSC)の軟骨形成培養に及ぼす塩化リチウム(LiCl)およびSB216763を含む2つの既知グリコーゲンシンテターゼキナーゼ-3阻害剤の効果の評価を試みた。3継代MSCを少量のペレットに濃縮し,軟骨形成培地補強に基づき次記グループで培養した;形質転換増殖因子(TGF)-β1,TGF-β1+LiCl,TGF-β1+SB216763,TGF-β3,TGF-β3+LiCl,およびTGF-β3+SB216763。21日間培養維持後,Sox9,アグレカン,コラーゲンII,β-カテニンおよびアキシン遺伝子発現を解析した。軟骨マトリックスにおけるグリコサミノグリカン(GAG)の沈着も特定の培養物に関して測定した。MSC軟骨形成培養におけるTGF-βとLiClあるいはSB216763の双方の存在は,軟骨特異的遺伝子のアップレギュレーションを導いた。TGF-β3はTGF-β1よりもかなり優れていた。本知見に基づいて,SB216763が軟骨特異的遺伝子のアップレギュレーションにおいてより効果的であった。これら軟骨形成効果は,β-カテニンおよびアキシンがそれぞれアップレギュレートおよびダウンレギュレートされる傾向があることから,Wntシグナル伝達経路介在であることが分かった。SB216763+TGF-β3での培養において,有意により多いGAGが沈着した(P<0.05)。結論として,hMSC軟骨形成培養へのSB216763あるいはLiClの添加は,軟骨特異的遺伝子の発現をアップレギュレートし,培養におけるGAG沈着を増強する。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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運動器系の基礎医学  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (1件):
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