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J-GLOBAL ID:201302237319705540   整理番号:13A0687847

穀類アブラムシに対するVerticillium lecanii(Z.)の菌力;感染時期が捕食寄生者と捕食者の行動に影響するか?

Virulence of Verticillium lecanii (Z.) against cereal aphids; does timing of infection affect the performance of parasitoids and predators?
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 493-498  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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穀類アブラムシ管理のための昆虫寄生菌のV.lecanii,捕食寄生者のコレマンアブラバチ(Aphidius colemani)および捕食者のナナホシテントウ(Harmonia axyridis)の競合的利用に関する情報がないので,1)V.lecaniiのLC50の決定,2)V.lecanii感染と非感染の穀類アブラムシにより飼育したH.axyridis幼虫と成虫の捕食率の比較,3)V.lecaniiに(寄生72時間前に)感染した穀類アブラムシと非感染穀類アブラムシへのH.axyridis寄生率の決定とV.lecaniiに(寄生72時間後に)感染した穀類アブラムシと非感染の穀類アブラムシで飼育した場合のA.colemaniの出現率と雌の性比の比較,を目的として昆虫病原菌,捕食寄生蜂とテントウムシ間の関係のタイプを決定するV.lecaniiの糸状菌製剤を用いた実験を行った。その結果,1)V.lecaniiの穀類アブラムシに対するLC50はムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi)では4.75×1010分生子・L-1,アブラムシ(Sitobion avenae)では5.3×1010分生子・L-1であり,V.lecaniiの濃度増大に伴い増大する,2)菌の感染時期は感染寄生者と捕食者の生物防除剤の有効性に影響する,3)両穀類アブラムシ種でのA.colemani寄生率は最初にV.lecanii処理してからA.colemaniに曝露するとV.lecaniiの影響を受けない,4)最初に捕食寄生者に曝露した後に寄生菌で処理した場合,感染した雌親からの成虫の発生率は非感染に比べて感染の親では低い,5)発生した成虫の雌の性比は両穀類アブラムシ種でV.lecanii処理した方が低い,5)寄生72時間前に最初にV.lecanii処理したアブラムシは両種ともH.axyridisによる捕食率が低いことが分かった。
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分類 (2件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  害虫に対する農薬 

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