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J-GLOBAL ID:201302237365554220   整理番号:13A1424210

シリカにグラフト化したCrO2Cl及びVOCl2種の熱的再構築

Thermal restructuring of silica-grafted-CrO2Cl and -VOCl2 species
著者 (5件):
資料名:
巻: 42  号: 35  ページ: 12725-12732  発行年: 2013年09月21日 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは≡SiO-MOxCly-1種(M=V,Cr)に一般的再構築機構を確立する目的で700°Cにて予備加熱したシリカにCrO2Cl2及びVOCl3を50~450°Cの加熱後処理でグラフト化させる研究をNMR分光法,IRスペクトル法,紫外-可視分光法及びRaman分光法を用いて行ったので報告する。CrO2Cl2のグラフトの場合,出発点は単脚≡Si-CrO2Cl種であり,加熱後処理でシリカ面からClの移動がみられ,二脚(≡SiO)2CrO2部位に繋がる。移動した塩素は二番目の単脚Cr種で捕捉されてCrO2Cl2となり,除去される。VOCl3のグラフト化において,≡Si-VOCl2種は2つの異なった経路で反応する。1つはCr種と類似の経路であり,Cl配位子の移動を伴う方法で二脚性金属種の形成に繋がる。他は表面シロキサン橋架けとV=O結合の反応でVOCl3を除去する方法である。後者の反応を伴う経路の方が起り易い。このように加熱に応じて熱的再構築は起こり,多脚性種を形成する。バナジウム原子はイオン交換のような方法で面体シリカ網目組織の中に浸透することができる。残存する塩化物原子は対イオンのように作用し,高電荷(V5+対Si4+)を補填する。最も重要なことは調査された両ケース,即ち,VOCl3及びCrO2Cl2グラフト化シリカにおいて,≡SiO-MOxCly-1種の熱的再構築はシリカ面への多重結合,それ故に増加した熱的及び化学的安定性に繋がるということである。
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分類 (3件):
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その他の触媒  ,  第4族,第5族元素の錯体  ,  第6族,第7族元素の錯体 
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