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J-GLOBAL ID：201302237487948599   整理番号：13A1372145

非可食性バイオマスプラスチック「セルブレンECシリーズ」

資料名： ポリファイル  (Polyfile)
巻： 50  号： 8  ページ： 46-47  発行年： 2013年08月10日 
JST資料番号： S0870A  ISSN： 0910-2175  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木材パルプを使用したセルロースエステル系のバイオマスプラスチックを紹介した。セルロース由来成分を40~50%含み,非フタル酸系の可塑剤を使用することで,欧州の環境規制にも対応している。ABS樹脂並みのバランスのとれた機械特性,ポリ乳酸に比べて靱性があり,衝撃強度が高い。難燃グレードも開発中である。また耐油性,特に耐ガソリン性に優れている。新規に開発した可塑剤を使用しており,セルロース系樹脂の欠点である耐湿熱性を大きく改善しているので,OA,電気電子,家電製品,自動車部品として,また,透明グレードについては,色艶,柄,肌触りの良さがあり,メガネ枠をはじめ,玩具,筆記具等の幅広い用途が期待できる。成形前の予備乾燥(80°C,3~5時間)が必要で,不十分だと加水分解による物性劣化や成形品に発泡や銀条等が発生するので注意が必要である。

シソーラス用語： *セルロースエステル ,  *バイオマス ,  プラスチック ,  木材 ,  パルプ ,  可塑剤 ,  技術開発 ,  法規制 ,  靱性 ,  衝撃強さ ,  耐油性 ,  ガソリン ,  耐湿性 ,  耐熱性 ,  難燃性 ,  乾燥 ,  前処理 ,  用途開発 ,  機能
準シソーラス用語： バランス機能 ,  環境規制

分類 (3件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 非可食性バイオマス ,  プラスチック ,  EC