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J-GLOBAL ID:201302237524332331   整理番号:13A1055105

ネコの腸管におけるK及びL細胞の分布

Distribution of K and L cells in the feline intestinal tract
著者 (8件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 49-54  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: D0021B  ISSN: 0739-7240  CODEN: DANEEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グルコース依存性インシュリン分泌性ペプチド(GIP),グルカゴン様ペプチド(GLP)-1及びGLP-2は,腸粘膜において特殊化したK細胞(GIP)及びL細胞(GLP-1,GLP-2)から分泌するホルモンである。これらのホルモンはインシュリン分泌,満腹,及び複数の腸機能を調節することによって健康及び病気において主要な役割を果す。本研究の目的は,健康なネコの腸におけるK細胞及びL細胞の分布を記述することであった。十二指腸,空腸中央部,回腸,盲腸及び結腸のサンプルを,本研究とは無関係な理由のために安楽死させ,そして胃腸疾患の著しいあるいは組織学的証拠が無かった5匹のネコから採取した。ウサギ抗ブタGIP,マウス抗(全哺乳類)GLP-1,又はウサギ抗(全哺乳類)GLP-2抗体で染色した試料を使用して,無作為に抽出した15の400×顕微鏡視野における細胞数を測定した。回腸及び反口側にK細胞が存在しない他の哺乳類(例えば,犬)とは対照的に,GIPを発現する細胞は,ネコの腸全体を通じて豊富(回腸中に>6/高倍率視野)である。GLP-1又はGLP-2を発現する細胞は,他の哺乳類と同じように回腸で最も豊富(>9/高倍率視野)であった。しかし,GLP-1を発現する細胞が腸全体を通じて豊富であったにもかかわらず,GLP-2を発現する細胞は十二指腸ではあまり見られなかった。結論として,ネコにおけるGIPを分泌するK細胞の分布は,他の哺乳類で記述されたK細胞の分布とは異なる。GLP-2及びGLP-1を発現する細胞の分布における相違は,猫において複数の明瞭なL細胞の個体群が存在することを示唆する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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犬・猫  ,  腸  ,  生理活性ペプチド  ,  細胞学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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