抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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宮崎県では,施設栽培の土壌消毒に施肥,畝立て後に太陽熱消毒を行う「宮崎型改良陽熱消毒」(陽熱消毒)を推進している。この方法は施肥法に課題があるため,ニガウリを対象に被覆燐硝安加里を用いて植穴施肥を検討した。試験区は,県慣行区,被覆肥料は70日タイプの全面全層施肥区(被覆全区)と70日(被覆70区),100日(被覆100区),40日・100日混合(被覆40・100区)を植穴に施肥する区とした。被覆肥料の施肥量は窒素換算で慣行の7割量とした。栽培終了後の一株当たりの平均生重は被覆区で重くなった。総収量と上物収量は被覆全区では慣行区より減収したが,植穴施肥区は増収し,特に被覆70と被覆40・100で2割以上増収した。被覆燐硝安加里の全窒素溶出率が80%に達したのは40日,70日,100日タイプでそれぞれ約70日,約80日,約120日であった。