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J-GLOBAL ID:201302237824213229   整理番号:13A0666127

生体必須元素Zn2+の水溶液中での不安定な配位結合形成の理論化学計算による評価

Theoretical Study on Estimation of Weak Coordination Bond between Various Ligands and Zn2+, an Essential Element in Biological Systems
著者 (2件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 55-62 (WEB ONLY)  発行年: 2012年 
JST資料番号: U0199A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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Zn2+は酵素の触媒中心として働いたり,蛋白質分子の立体構造形成に重要な役割果たす。多くの酵素の触媒中心にZn2+が利用されていることから,Zn2+錯体を触媒(人工酵素)として高度利用することが期待されている。そこで本研究では,有効なZn2+錯体を探索する目的で,量子化学計算に基づく理論的手法を用いてZn2+錯体の構造を詳細に調べ,溶液内での配位結合の安定度を見積もる方法を検討した。すなわち,様々なリガンドとのZn2+錯体について,密度汎関数法(DFT)またはHartree-Fock法(HF)を用いて理論的に構造最適化計算を行なった。その結果,6-311G(d)または6-311+G(d)基底関数を使用してDFT計算を行なうと,Zn2+錯体の構造最適化に好都合であることが分かった。配位結合力は,最適化構造の結合長および配位結合長の延びが強制される際のエネルギー増大によって計算できる。配位結合力を測定できる他の有望な方法についても述べた。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第11族,第12族元素の錯体 

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