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J-GLOBAL ID：201302237934168474   整理番号：13A1424260

N-カルボキシ無水物(NCA)重合から誘導した刺激応答性合成ポリペプチド

Stimuli responsive synthetic polypeptides derived from N-carboxyanhydride (NCA) polymerisation

著者 (2件)： HUANG Jin (Dublin City Univ., Dublin, IRL) ,  HEISE Andreas (Dublin City Univ., Dublin, IRL)
資料名： Chemical Society Reviews  (Chemical Society Reviews)
巻： 42  号： 17  ページ： 7373-7390  発行年： 2013年09月07日 
JST資料番号： D0479B  ISSN： 0306-0012  CODEN： CSRVBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリペプチドは,生体適合性ポリマーのひとつであり,ポリ乳酸,ポリグリコール酸,および多糖類などの他の重縮合ポリマーによる,共重合化などの化学修飾が容易である。刺激応答性ポリマーの種類は多様であるが,本報は,ポリペプチドを主要骨格とする刺激応答性合成ポリペプチドを示した。合成法は,α-アミノ酸N-カルボキシ無水物(NCA)の開環重合である。具体的には,レクチン結合性グリコポリペプチドおよび酸化還元応答ポリペプチド,および糖構造を側鎖に導入した配糖体様のポリペプチドである。立体配座転移や相転移挙動,ポリマーソームのモルフォロジー,自己組織化による高分子ミセルやベシクルにおける特性とポリマー構造との関係を明らかにした。刺激応答性合成ポリペプチドドラッグデリバリーシステム等バイオテクノロジー分野で有望である。

シソーラス用語： *ポリペプチド ,  *開環重合 ,  レクチン ,  酸化還元反応 ,  機能材料 ,  *配座転移 ,  相転移 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  *薬物 ,  機能性高分子 ,  配糖体 ,  共重合体 ,  モルフォロジー ,  *ミセル ,  *自己組織化 ,  ベシクル ,  分子構造 ,  化学合成 ,  刺激応答性高分子
準シソーラス用語： *バイオテクノロジー応用医薬品 ,  *高分子ミセル ,  *立体配座転移

分類 (3件)： 重合反応一般  (CG04010H) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 無水物 ,  NCA ,  重合 ,  誘導 ,  刺激応答性 ,  ポリペプチド