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J-GLOBAL ID：201302237949179200   整理番号：13A1926508

サブ原子分解能でのd⁰遷移金属化合物の電子密度のトポロジー

Topology of the Electron Density of d⁰ Transition Metal Compounds at Subatomic Resolution

著者 (2件)： BATKE Kilian (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU) ,  EICKERLING Georg (Univ. Augsburg, Augsburg, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 45  ページ： 11566-11579  発行年： 2013年11月14日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： X線回折などの原子の電子密度解析に通常使用される球形内殻電子(凍結コア)および球形結合を基礎としたモデルは,遷移金属など非球形性原子については不十分性が指摘されている。これに対して,遷移金属錯体([TM(CH₃)]²⁺,TM=Sc,YおよびLa)を対象として,TM-C結合における3d,4dおよび5f軌道の非球形(多重極)構造について,密度汎関数法(BP86)によるQTAIM(分子内原子量子論)を用いて解析した。TM-C共有結合の効果が遷移金属の内殻電子にまで影響する顕著な分極性が認められた。内殻電子の分極効果は多重極子に関する拡張Hansen-Coppensモデル(EHC)により解析された。本報告の方法によりX線回折の原子の電子密度分布に関してサブ原子レベルの高空間分解能の解析が可能となった。

シソーラス用語： *分解能 ,  遷移金属化合物 ,  *密度分布 ,  位相幾何学 ,  X線回折分析 ,  内殻電子 ,  球形核 ,  *遷移金属錯体 ,  スカンジウム錯体 ,  イットリウム錯体 ,  ランタン錯体 ,  密度汎関数法 ,  量子論 ,  共有結合 ,  多重極 ,  原子散乱因子 ,  分極 ,  アルカン
準シソーラス用語： トポロジー ,  *原子分解能 ,  *電子密度分布 ,  分子内原子の量子論

分類 (4件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  原子の電子構造  (BH02010V) ,  分子の立体配置・配座  (BH05022J)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (5件)： サブ ,  原子分解能 ,  遷移金属化合物 ,  電子密度 ,  トポロジー