抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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松江高専では,高専ロボコンやプログラミングコンテストなど,多くのコンテストに参加している。最近,ロボカップサッカーSSLに参加を始めた。本稿では,2年間の活動についての報告である。ロボカップは,自律型ロボット同士のサッカー大会である。直径18cm,高さ15cm以内の大きさのロボットが,6mx4mの長方形フィールドで,直径4cmのボール(ゴルフボール)で競技する。選手は6台X6台,計12台のロボットである。各チームのAIプログラムは,ビジョンシステム及びレフリーボックスから送信される情報とともに,6台のロボットの動きを決定する。試合中の全てのロボットの動きは,AIプログラムがコントロールし,人が介入し操作することはできない。ロボットの製作は,CADソフトをもちいて設計し,NC加工機で制作した。活動全体の大きな問題点として,分業化することで,お互いの活動や進捗状況が把握できなかったことである。現在何がネックになっており,これの解決にはどれくらいの時間が必要か,である。オランダでの世界大会に出場を予定している。