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J-GLOBAL ID:201302238040537717   整理番号:13A1508767

ガスクロマトグラフィー,タンデム質量分析による廃水及びDanube川試料の溶解相と懸濁相中ステロイドの定量

Determination of steroids in the dissolved and in the suspended phases of wastewater and Danube River samples by gas chromatography, tandem mass spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 115  ページ: 367-373  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では環境水汚染物としてのステロイド類の分析に対する新しい取り組みを報告する。この分野に対する新規性として,廃水及びDanube河試料中溶解相と懸濁相の両方でステロイド類をそれらのトリメチルシリル-(オキシム)-エーテル誘導体とし,最近開発されたそれらの低ng/Lレベル定量に適している,タンデムガスクロマトグラフ的質量分析(GC-MS/MS)法を適用し,多重反応モニタリング(MRM)法を使い,同定し定量した。通常の固相抽出(SPE)濃縮で得られるろ液の分析に加え,SPEの前にろ過で分離した不溶物で通常捨てられる部分のステロイド類を初めて同時に同定し定量した。この目的に新しい,時間,労力,費用効率の良く定量的な超音波支援抽出法を開発した。超音波支援抽出法の再現性,信頼性及び実用性は,異なる試料体積,即ち流入廃水0.5L及び1.0LからばかりかDanube川水試料3L,5L及び10Lからも得られた抽出懸濁ステロイドの比例性によって証明された。懸濁状態中に同定され定量されたステロイドの濃度は比例性を示し,分析の相対標準偏差パーセント(RSD%)で特徴付けられたが,Danube河水の場合0.92-6.0%の範囲で変わり,平均4.10%RSDであり,流入廃水の場合1.59-5.8%の範囲にあり,平均値は4.03%RSDであった。流入及び排出廃水及び河川水試料の溶解相と懸濁相間ステロイド類の分配は,生態系が負うべきステロイドの総量を意味し,初めて河川水試料で明確になった。見いだされたステロイド類の分布は,それらのかなりないしは圧倒的な部分(総量に関連する)が懸濁相中に存在し,平均値は廃水では71%,Danube川水試料では64%であることを明らかにした。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物の各種分析  ,  ステロイド  ,  汚染原因物質一般 
物質索引 (16件):
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