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J-GLOBAL ID：201302238042873510   整理番号：13A0003729

アルミナイズを施したNi基単結晶超合金の加熱履歴に伴う微細組織変化

Effect of Thermal History on Microstructural Changes in Aluminized Nickel-Based Single-Crystal Superalloy

著者 (4件)： 笠井一輝 (芝浦工業大学大学院地域環境システム専攻) ,  笠井一輝 (独立行政法人物質・材料研究機構先進高温材料ユニット) ,  村上秀之 (独立行政法人物質・材料研究機構先進高温材料ユニット) ,  野田和彦 (芝浦工業大学大学院地域環境システム専攻)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 76  号： 6  ページ： 402-406 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ジェットエンジンや火力発電のタービンブレードには高い高温特性を持つNi基単結晶超合金の上に熱遮蔽コーティング(TBC)が施されている。本研究では,アルミナイズ,Pt-アルミナイズを施した第4世代Ni基単結晶超合金TMS-138を対象として,コーティング/基材界面近傍の組織変化に及ぼす加熱履歴の影響について調査した。アルミナイズ試料では,サイクル加熱を施した場合はボイドが,等温加熱の場合は二次拡散層(SDZ)が形成した。これは,加熱時あるいはサイクル加熱の冷却時にコーティング/基材界面に生じる応力の影響であると予想される。Pt-アルミナイズ試料では,加熱履歴にかかわらず二次反応層(SRZ)が形成した。

シソーラス用語： ニッケル合金 ,  *超合金 ,  単結晶 ,  タービン翼 ,  被覆 ,  *表面処理 ,  *アルミナイジング ,  白金めっき ,  拡散浸透めっき ,  *金属組織 ,  熱サイクル ,  拡散層 ,  空孔欠陥 ,  残留応力 ,  応力緩和 ,  熱履歴 ,  相組成 ,  電子顕微鏡観察 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  電子回折 ,  表面構造 ,  表面被覆 ,  遮熱コーティング
準シソーラス用語： TMS-138 ,  TBC【被覆】 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  ボイド【結晶】 ,  走査電子顕微鏡法 ,  EBSD法 ,  界面組織

分類 (1件)： 拡散浸透めっき  (WC08025J)

引用文献 (23件)：

• MURAKAMI, H. Kinzoku. 2006, 76, 1012-1016
• KURODA, S. Kinzoku. 2005, 75, 741-745
• SATO, A. Ishikawajima-Harima Gihou. 2007, 47, 1-6
• SUN, J. H. Surf. Coat. Technol. 1994, 64, 195-203
• KRISHNA, G. R. Mater. Sci. Eng. A. 1998, 251, 40-47

タイトルに関連する用語 (4件)： Ni基 ,  単結晶超合金 ,  履歴 ,  微細組織