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J-GLOBAL ID:201302238072963718   整理番号:13A1934853

ヨウジウオの雌雄逆転度のエストロゲン様物質影響への非依存

Estrogenic chemical effects are independent from the degree of sex role reversal in pipefish
著者 (9件):
資料名:
巻: 263  号: Part 2  ページ: 746-753  発行年: 2013年12月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内分泌撹乱物質(EDCs)が,いくつかの生態関連のエンドポイントを撹乱することが報告されている。魚類の性行動に対するEDC-誘発影響は,わずかな変化でも性的相互作用撹乱に寄与し,生殖に負の影響を及ぼすにもかかわらす,驚くべきことに余り調べられていない。性的挙動に対するわずかな評価が正常な性的役割をもつ種に対し行われており,雌雄逆転種が生殖に対するEDCの影響を調べるための補完システムを提供する可能性が議論できるかもしれない。本研究では,雌雄逆転の異なる2つのヨウジウオ種を,性的挙動と生殖関連のエンドポイントに対する慢性EE2曝露の影響を明らかにするために選択した。得られた結果は,雌雄逆転度に依存することなく,求愛行動は,エストロゲン様化学物質に抵抗するようにみえた。しかし,環境中のEE2レベルへの曝露は,18ng/Lで,受精の完全欠損を生じた。受精は中間濃度で見られたたが,非移動,誤着床卵母細胞の割合は増加し,添加量に依存した卵母細胞容量減少がみられた。卵子形成過程での不安定,雄性でのビテロゲニン誘導,受精の欠損などは,EE2環境濃度が,エストロゲン様物質の汚染が広がる沿岸に多くが生息するヨウジウオ群集に,負影響を及ぼすことを示す。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質 
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