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J-GLOBAL ID:201302238073678456   整理番号:13A0354006

高温環境でのイオン照射誘起原子力級グラファイトの微細構造変化

Microstructural evolution of nuclear grade graphite induced by ion irradiation at high temperature environment
著者 (4件):
資料名:
巻: 434  号: 1-3  ページ: 17-23  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: D0148A  ISSN: 0022-3115  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高温ガス冷却原子炉(HTGR)における原子力級グラファイトのWigner効果をシミュレートした。HTGR炉心環境の中性子照射を模擬するために,グラファイトに3MeVC2+イオンを人為的に照射した。照射温度は,10-7torrの高真空中で,500-800°Cの範囲内に制御した。この高線量照射によって膨大なフレンケル対が生じ,格子膨張が起こる。これらのフレンケル空孔と格子間原子が新しい歪場を発生させて,歪んだ結晶構造にエネルギーを蓄積する。高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM)を用いて,原子力級グラファイトの構造健全性を定量化した。HRTEM画像の高速フーリエ変換によって,微細構造を推算した。600°Cで10dpaの照射を受けたサンプル内では,{0002}のd間隔が0.336nmから0.396nmに広がり,最も大きく歪んだグラファイト微細構造を伴っていた。グラファイトのc軸は約18%膨張し,不規則係数は1.10±0.17(1/nm)だった。500μm3体積を測定したシンクロトロンX線実験の結果によると,イオン注入グラファイトは局所的且つエピタキシャル的に変形することを示唆した。考えられるメカニズムも示す。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子炉炉心・制御系  ,  ガス冷却型原子炉  ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化 

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