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J-GLOBAL ID：201302238132237736   整理番号：13A1571460

大気環境における金属腐食に関する研究(第2報)

著者 (2件)： 中津美智代 (福井県工技セ) ,  笹原一起 (ふくい産業支援セ)
資料名： 福井県工業技術センター研究報告書
号： 29  ページ： 5-6  発行年： 2013年09月27日 
JST資料番号： Y0217B  ISSN： 0915-4248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成23年度より3年計画で,福井県の金属腐食性を明らかにする目的で,県内3箇所所において各種金属材料について屋外暴露試験を行い,腐食性因子の調査研究を行っている。本年度では,炭素鋼の大気腐食に関する結果を報告した。福井県の年間腐食速度は,山中湖やつくばと同程度であり,腐食環境は穏やかであり,本県の飛来海塩粒子量は比較的低い環境であることが分かった。また,福井の毎月の腐食速度は気温変化と負の相関があり,12~1月に厳しい腐食条件となることが推測された。腐食速度と海塩付着相当量(Ws)との間には相関係数0.63の緩やかな相関が見いだされた。また,腐食速度とACM(Fe-Ag)センサによるWsとの相関が確認された。

シソーラス用語： 腐食 ,  曝露試験 ,  塩 ,  塩分 ,  腐食速度 ,  相関係数 ,  炭素鋼 ,  環境アセスメント ,  福井県 ,  *調査 ,  金属腐食
準シソーラス用語： 海塩 ,  環境調査 ,  大気曝露試験 ,  飛来塩分

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

引用文献 (4件)：

• 笹原、中津:福井県工業技術センター研究報告書、No.28,5-6(2012)
• T. Shinohara, Proc. 15^th Asian-Pacific Corrosion Control Conference, APCCC, Paper No.AC-01(2009)
• 平成23年度ウエザリング技術研究成果発表会テキスト、p15(2011)
• 篠原正:第211・212回西山記念技術講座「金属の界面腐食科学技術の進歩と今後の展望」、日本鉄鋼協会、p49(2012)

タイトルに関連する用語 (3件)： 大気環境 ,  金属腐食 ,  研究