文献

J-GLOBAL ID：201302238241548830   整理番号：13A1875473

緑膿菌PAO1における4-クロロアニリン及びカテコールに対する染色体コード化学受容体としてのCtpLの同定

Identification of CtpL as a Chromosomally Encoded Chemoreceptor for 4-Chloroaniline and Catechol in Pseudomonas aeruginosa PAO1

著者 (7件)： VANGNAI Alisa S. (Chulalongkorn Univ., Bangkok, THA) ,  TAKEUCHI Kazuki (Chulalongkorn Univ., Bangkok, THA) ,  OKU Shota (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  KATAOKA Naoya (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  NITISAKULKAN Tisana (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  TAJIMA Takahisa (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  KATO Junichi (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 79  号： 23  ページ： 7241-7248  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4-クロロアニリン(4CA)への潜在的走化性応答を,良く特性化された3走化性Pseudomonas種(P.putida F1,蛍光菌Of01及び緑膿菌PAO1)において試験した。4CAへのPAO1のポジティブ走化性応答により,細菌走化性の定量分析及びこの細菌による4CAの生体内変化の解析を実施した。分子解析により,CtpLは代謝性カテコールに加えて非代謝性4CAへのPAO1の化学誘因をもたらす化学受容体であることを明らかにした。芳香族汚染物質に対してPAO1における広い活性を持つ染色体コード化学受容体の発見は,既知の走化性伝達因子及びこれらの機能の範囲を拡大した。今後,CtpL蛋白質複合体形成及びそれの調節の包括的研究が芳香族汚染物質に対するPAO1または他の環境細菌のポジティブ走化性応答の誘発または高進に必要であるだろう。

シソーラス用語： *緑膿菌 ,  蛍光菌 ,  Pseudomonas putida ,  *走化性 ,  *化学受容体 ,  生体内変化 ,  *汚染物質 ,  *微生物分解 ,  多価フェノール
準シソーラス用語： *CtpL ,  *有機汚染物質

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (2件)： 4-クロロアニリン ,  カテコール

タイトルに関連する用語 (6件)： 緑膿菌 ,  4-クロロアニリン ,  カテコール ,  染色体 ,  化学受容体 ,  同定