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J-GLOBAL ID：201302238333440297   整理番号：13A1001709

デザインインタフェースの最先端 3Dスキャナによる計算機への現物形状入力

著者 (1件)： 長井超慧 (King Abdullah Univ. of Sci. and Technol. (KAUST), SAU)
資料名： 精密工学会誌  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering)
巻： 79  号： 6  ページ： 497-501  発行年： 2013年06月05日 
JST資料番号： F0268C  ISSN： 0912-0289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,3Dスキャナによる計算機への現物形状入力法について紹介し解説した。主な内容項目を次に示した。1)産業における形状データ:現物形状のディジタル化(レーザースキャンにより得られた点群と再構成された表面メッシュの例),光学式スキャン(光学式スキャンの様子と1回の走査で得られた点群の例,レーザースキャナにより得られた点群に起こり得るノイズ,異常値,粗密の差,欠損などの問題例),2)表面再構成:表面再構成の起こり,手法の発展(2次元入力点群に対する2次元版表面再構成の例,局所的陰的手法によりさまざまな詳細レベルで生成した表面メッシュ),実用化のための前処理と後処理(ノイズを含む点群から陰的手法により生成した表面メッシュと近似関数をスムージングして得られたメッシュ),3)スキャナの性能を生かせるデータ処理技術の提案:学術会における表面再構成の現状,産業応用のために今後に実現が望まれること(バイクのピストンヘッドの点群データに対する陽的手法および大域的・局所的陰的手法による再構成結果,エンジニアリングの現場の問題にアプローチする表面再構成手法の開発など)。

シソーラス用語： *走査 ,  *表面再構成 ,  点群 ,  *レーザスキャナ ,  *要素分割 ,  *データ処理システム ,  データ処理 ,  後処理 ,  格子形成 ,  多角形 ,  三角形分割 ,  性能評価 ,  *画像再構成 ,  ユーザインタフェイス
準シソーラス用語： *3Dスキャニング ,  データ前処理 ,  精度評価

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  システム設計・解析  (IA02030D)

引用文献 (24件)：

• 1) J.-D. Boissonnat : Geometric Structures for Three-dimensional Shape Representation, ACM Trans. Graph, 3, 4 (1984) 266.
• 2) H. Hoppe, T. Derose, T. Duchamp, J. Mcdonald and W. Stuetzle : Surface Reconstruction from Unorganized Points, SIGGRAPH Comput. Graph, 26, 2 (1992) 71.
• 3) H. Edelsbrunner and E. P. Mücke : Three-dimensional Alpha Shapes, ACM Trans. Graph, 13, 1 (1994) 43.
• 4) N. Amenta, M. Bern and M. Kamvysselis : A New Voronoi-based Surface Reconstruction Algorithm, Proceedings of the 25th Annual Conference on Computer Graphics and Interactive Techniques, (1998) 415.
• 5) F. Bernardini, J. Mittleman, H. Rushmeier, C. Silva and G. Taubin : The Ball-pivoting Algorithm for Surface Reconstruction, IEEE Transactions on Visualization and Computer Graphics, 5, 4 (1999) 349.

タイトルに関連する用語 (5件)： デザイン ,  インタフェース ,  最先端 ,  3Dスキャナ ,  計算機