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J-GLOBAL ID:201302238371773291   整理番号:13A1387522

チョウセンアザミ,マリアアザミおよびボルツツの抗酸化特性,抗肝細胞癌活性および肝毒性

Antioxidant properties, anti-hepatocellular carcinoma activity and hepatotoxicity of artichoke, milk thistle and borututu
著者 (5件):
資料名:
巻: 49  ページ: 61-65  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cynara scolymus(チョウセンアザミ),Silybum marianum(マリアアザミ)およびCochlospermum angolensis(ボルツツ)は,肝防御作用によって広く利用されている植物である。しかし,著者らの知る限りでは,最も一般的な消費形態である煎じ薬や栄養補助食品での抗肝細胞癌活性については研究されていない。そこで,上記植物の煎じ薬および栄養補助食品の抗酸化特性,抗肝細胞癌活性および毒性を評価して比較した。その結果,いずれの試料も一日あたりの推奨量よりも低いEC50値で抗酸化特性を示したが,煎じ薬は栄養補助食品よりも高い生物活性を示した。ボルツツの煎じ薬は最も高い抗酸化活性(EC50≦170μg/mL)を示すとともに,非腫瘍肝細胞に毒性を示すことなく(GI50>400μg/mL)抗肝細胞癌活性(GI50=146μg/mL)も示した。チョウセンアザミの煎じ薬も抗肝細胞癌活性(GI50=52μg/mL)を示したが,高濃度では正常細胞に対して毒性(GI50=72μg/mL)を有した。なお,抗酸化および抗腫瘍特性は,フェノールおよびフラボノイド含量と正の相関関係にあった。これらの結果から,供試した植物種3種の試料の中では,ボルツツの煎じ薬が抗酸化および抗肝細胞癌活性に最も優れていることがわかった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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薬用植物  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  植物の生化学 

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