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J-GLOBAL ID:201302238463951188   整理番号:12A1479253

ヒト食道扁平上皮癌に及ぼすシクロオキシゲナーゼ-2の効果

Effects of cyclooxygenase-2 on human esophageal squamous cell carcinoma
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号: 41  ページ: 4572-4580  発行年: 2011年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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目的:シクロオキシゲナーゼ(COX)-2遺伝子とその増殖間の関係および食道扁平上皮癌EC109細胞のアポトーシスを調査する。方法:RNA干渉(RNAi)法と細胞トランスフェクション(ヌードマウスの腫瘍原性のレベルと同様に)の技術を用い,食道鱗状癌細胞(ESCC)系EC109における,COX-2の役割を研究した。RNAiとトランスフェクションの後で,ウエスタンブロッティング分析を用い,COX-2蛋白質の発現を測定した。3-(4,5-dimethylthiazol-2-イル)-2,5-ジフェニル-テトラゾリウム臭化物(MTT)減少定量を用い,細胞成長を評価,フローサイトメトリを用いて細胞アポトーシスを検出した。結果:ウエスタンブロット法分析は,COX-2発現はCOX-2-特異的短干渉RNA(siRNA)で処理したEC109細胞で有意に低下するが,COX-2でトランスフェクションしたEC109細胞では増加することを証明した。さらにまた,COX-2siRNA治療は細胞増殖を阻害して(P<0.01),EC109細胞でのアポトーシスを誘発した(それぞれMTT定量およびフローサイトメトリによって測定)。対照的に,トランスフェクションしたCOX-2は,EC109細胞で増加した細胞増殖(P<0.05)と減少したアポトーシスにつながった。加えて,COX-2siRNAとアスピリンによる細胞の併用療法には,相乗効果(P<0.01)があった。腫瘍形成性を測定している実験のために,より大きな体積と重量の異種移植腫瘍は,他の群と比較して,COX-2群で見つかった(P<0.05)。アスピリンの大用量はヌードマウスで効果的に腫瘍成長を阻害し(P<0.05),腫瘍抑制率は高用量アスピリン単独群で51.8%であった。結論:COX-2はESCC発癌現象において非常に重要な役割を果たし,アスピリンと結合されるCOX-2siRNAにはESCC治療のための抗癌療法である可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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消化器の腫よう 
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