文献

J-GLOBAL ID：201302238512750240   整理番号：13A1234291

新しいアセチルメグルミン樹脂の合成とそのほう素の吸着特性

Synthesis of a New Acetylmeglumine Resin and Its Adsorption Properties of Boron

著者 (4件)： Wang Nan (Biotechnology and Pharmaceutical Engineering, Nanjing Univ. of Technol., Nanjing) ,  Wei Rongqing (Biotechnology and Pharmaceutical Engineering, Nanjing Univ. of Technol., Nanjing) ,  Cao Feiting (Biotechnology and Pharmaceutical Engineering, Nanjing Univ. of Technol., Nanjing) ,  Liu Xiaoning (Biotechnology and Pharmaceutical Engineering, Nanjing Univ. of Technol., Nanjing)
資料名： Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao  (Gaodeng Xuexiao Huaxue Xuebao)
巻： 33  号： 12  ページ： 2795-2800  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2116A  ISSN： 0251-0790  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： α-アセチルアミン及びオルトジヒドロキシを有する新しいアセチルメグルミン樹脂を,クロロアセチル化ポリスチレン樹脂(PSAcylCl)とメグルミンの反応によって直接合成した。アセチルメグルミン樹脂のほう素吸着挙動を,pH値,温度,ほう素の初期濃度及び吸着時間などの種々のパラメータを変えることによって研究した。実験の結果,樹脂の吸着挙動は実験条件の範囲でLangmuirモデル式に従うことが判明した。最大吸着能力は~28.1mg/gであった。ほう素に対するアセチルメグルミン樹脂の吸着能力は,クロロメチルポリスチレン樹脂によって合成したBoron Specific Resinよりも優れていた。高吸着能力によって,α-アセチルアミン及びオルトジヒドロキシはほう素の相乗的吸着を示すことが判明した。樹脂はpH=6で高い能力を保持し,樹脂の吸着に及ぼす温度の影響は無いことが判明した。樹脂の吸着率は96%以上であった。5回の繰り返し後に,ほう素に対する吸着能力は変化しなかった。速度論の研究によって,吸着の優勢なプロセスは液膜拡散律速機構であることが判明した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： ホウ素 ,  *重合体 ,  *特性 ,  温度 ,  pH【水素イオン指数】 ,  速度論
準シソーラス用語： *アセチルメグルミン樹脂 ,  *樹脂 ,  *吸着特性 ,  pH値

分類 (1件)： 吸着,イオン交換  (XD02060I)

タイトルに関連する用語 (2件)： ほう素 ,  吸着特性