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J-GLOBAL ID：201302238696809993   整理番号：13A0994334

月惑星探査機のアクティブ着陸脚における衝撃力緩和制御法の基礎検討

Fundamental Research on Reduction of Impact Forces Using Actively Controlled Landing Gear in Lunar/Planetary Landers

著者 (5件)： 茂渡修平 (東京大学大学院工学系研究科電気系工学専攻) ,  藤本博志 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻) ,  堀洋一 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻) ,  大槻真嗣 (ISAS/JAXA) ,  橋本樹明 (ISAS/JAXA)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 133  号： 3  ページ： 335-341 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塑性変形する衝撃吸収機構を有していた従来の月面探査機に対し,アクティブな着陸脚とセンサにより地面接触時の相対速度をゼロとし衝撃吸収と転倒防止をはかる方式を提案し,実験により有効性を確認した。制御対象としてボールねじを用いた着陸脚を示した。衝撃力緩和制御の方法として,衝突力フィードバックによる従来手法,フィードフォワード的可速度指令値生成法およびセンサによるフィードバック的可速度指令値生成法を示した。これらの方法をシミュレーションと高度0.3mから落下させる実験により比較し,結果を示した。従来手法では衝撃力の緩和量に限界があり,フィードフォワード法ではある程度の緩和が確認された。センサ使用の提案法では衝撃力をほぼゼロとすることが出来た。

シソーラス用語： *天文衛星 ,  惑星探査 ,  惑星 ,  月 ,  *アクティブ制御 ,  *着陸 ,  降着装置 ,  力 ,  衝撃荷重 ,  *位置制御 ,  *力制御 ,  *エネルギー吸収 ,  事故防止 ,  予防 ,  *インピーダンス制御 ,  *衝撃吸収 ,  衝撃力 ,  転倒防止 ,  *飛翔体
準シソーラス用語： *惑星探査機

分類 (2件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y) ,  操縦・制御系統  (QK05020Z)

引用文献 (18件)：

• (1) 橋本樹明・田中 智・星野 健・大嶽久志・大槻真嗣:「月着陸・探査ミッション(SELENE-2)の現状について」, 第11回宇宙科学シンポジウム (2011)
• (2) SELENE-B検討グループ:「着陸脚と衝撃吸収・転倒防止機構」, SELENE-Bシンポジウム (2001)
• (3) A. Miyahara, K. Higuchi, K. Matumoto, Y. Shinomiya, S. Aoki, K. Iwasaki, H. Miyaki, H. Shoji, K. Yoshida, H. Katou, and M. Nohmi: “Research of Landing Gear Subsystem for Lunar Lander”, Uchu Kagaku Gijutsu Rengo Koenkai Koenshu, Vol. 47, pp. 119-204 (2003) (in Japanese)
• 宮原 啓・樋口 健・松本甲太郎・四宮康雄・青木 滋・岩崎和夫・宮木博光・少路宏和・吉田和哉・加藤治久・能見公博・横山隆明:「着陸衝撃吸収機構の研究」, 宇宙科学技術連合講演会講演集, Vol. 47, pp. 119-204 (2003)
• (4) T. Hashimoto, S. Tanaka, and T. Hoshino: “Present study status of lunar lander SELENE-2”, Uchu Kagaku Gijutsu Rengo Koenkai Koenshu, Vol. 51, 2A05 (2007) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (8件)： 月 ,  惑星探査機 ,  着陸 ,  脚 ,  衝撃力 ,  緩和 ,  制御法 ,  基礎