抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大学が社会に重要な影響を及ぼすには2つの方法がある:大学は人々を訓練し教育し,国レベルと地方レベルでの統治にもかかわる。本論文では大学および持続可能な開発の促進機能に焦点を当てた。大学は,教育,研究,統治,経済開発機能ならびに促通性と媒介性機能を満足させて現実の役割と,潜在的役割を果たす。文献から導いた7つの仮説集合を用いて,3つの主要機能,教育,研究,統治を考慮する分析的枠組みを開発した。この枠組みは,個人と社会の教育機能を区別し,研究機能における知識創成と知識伝達を区別し,最終的に内部および外部統治機能を区別できる。この枠組みを,グラーツ大学の特別な事例に適用した。グラーツ大学は「持続可能な開発教育の専門的技術の地域センター」を有している。事例解析は,この仮説の初テストであった。この特殊ケースのために,二つの必要条件を,大学が地域レベルでの持続可能な開発のファシリテーターとして活動できるように同一視した。多様な組織の構成,約束されたリーダーシップと並んで,持続可能な開発教育の専門的技術の地域センターのような特別な連結組織を持つことは,事例研究における促通性があるファクターの稀有なものである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.