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J-GLOBAL ID：201302238725725516   整理番号：13A0521640

木材細胞配列の粗粒化および弾性の密度依存性

Coarse graining of wood cell arrangement and density dependence of elasticity

著者 (1件)： NAKANO Takato (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Holzforschung  (Holzforschung)
巻： 67  号： 1  ページ： 67-73  発行年： 2013年 
JST資料番号： C0119A  ISSN： 0018-3830  CODEN： HOLZAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木材の高次構造を考慮した細胞壁モデルに基づき,各方向の弾性率を策定した。方程式のパラメータを最適実験データとの比較により確認し,3種のシミュレーションモデル(各方向における細胞モデルおよび弾性率,半径方向の弾性率,接線方向の弾性率)を提示し検証した。それによれば”弾性率対木材密度”間の対数プロット関係は,多くの木材種の各方向に直線状であり,誘導方程式における切片は一定であった。限定された領域内の変動が無視できるが,すなわちそれらは粗粒化であり得た。以下のパラメータを考慮した:弾性細胞壁の弾性率,横断面における晩材の分画,早材と晩材の密度比,および接線長さに対する半径方向長さの比。

シソーラス用語： *木材 ,  細胞壁 ,  *高次構造 ,  弾性係数 ,  *密度 ,  *シミュレーションモデル ,  粒度 ,  配列 ,  秋材 ,  春材 ,  膜 ,  生体膜

分類 (1件)： 木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 木材 ,  粗粒化 ,  弾性 ,  密度依存性