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J-GLOBAL ID：201302238807055950   整理番号：13A0030161

β-ラクタマーゼのGES族におけるカルバペネマーゼ活性に対する進化の構造基盤

Structural Basis for Progression toward the Carbapenemase Activity in the GES Family of β-Lactamases

著者 (8件)： SMITH Clyde A. (Stanford Univ., California, USA) ,  FRASE Hilary (Univ. Notre Dame, Indiana, USA) ,  TOTH Marta (Univ. Notre Dame, Indiana, USA) ,  KUMARASIRI Malika (Univ. Notre Dame, Indiana, USA) ,  WIAFE Kwame (Stanford Univ., California, USA) ,  MUNOZ Jared (Stanford Univ., California, USA) ,  MOBASHERY Shahriar (Univ. Notre Dame, Indiana, USA) ,  VAKULENKO Sergei B. (Univ. Notre Dame, Indiana, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 48  ページ： 19512-19515  発行年： 2012年12月05日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カルバペネム系抗生物質は困難な感染症治療に対する最終手段の治療薬となっている。クラスAのβ-ラクタマーゼの出現はカルバペネムを不活性化する能力を有する。本稿では,アポGES-5β-ラクタマーゼ,GES-1およびGES-5β-ラクタマーゼとイミペネムとの複合体における高分解能X線構造を報告する。GES-5β-ラクタマーゼは,活性部位における天然のクラスAカルバペネマーゼと臨床的に使用されるカルバペネム系抗生物質との最初の構造である。構造情報は,分子動力学シミュレーションによる情報により補足され,それにより何故これらの酵素による触媒反応の第二段階,アシル 酵素種の加水分解的脱アシル化は,GES-5β-ラクタマーゼの場合には効果的に起こり,GES-1では有意に少ないかを初めて総合的に開示する。本情報は,自然がカルバペネム系抗生物質に対する耐性の容赦のない出現の方向に取った1進化の道筋を示す。

シソーラス用語： *β-ラクタマーゼ ,  *金属酵素 ,  酵素活性度 ,  *分子構造 ,  *カルバペネム系抗生物質 ,  不活性化 ,  *X線構造解析 ,  高分解能 ,  利用 ,  *計算機シミュレーション ,  分子動力学 ,  触媒反応 ,  加水分解 ,  脱アシル ,  薬物耐性
準シソーラス用語： *カルバペネマーゼ ,  *化学構造 ,  臨床的応用 ,  *分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  薬物の分析  (GV01040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： ラクタマーゼ ,  カルバペネマーゼ ,  活性 ,  進化 ,  基盤