抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東海地方に設置された歪観測網からのデータを常時監視するためのEPOS4システムについて報告する。EPOS4は,EPOSの第4世代にあたる。EPOSシステムでは,1秒サンプリングデータから,まず分値を求め,これに潮汐,気圧,温度,磁気,降水補正を施した後,時間値を作成する。分値,時間値からの60分,180分,24時間間隔の階差に対し,しきい値を設定することにより,異常レベルを示す。しきい値は,降水時と非降水時とで分けられる。異常監視は,チャネル毎のレベル算出,多成分歪計のレベル算出,2点同時異常判定を経てアラーム報知に至る。EPOS4では,大阪管区気象台においても異常監視できる環境を整えたほか,EPOSに始まる異常監視ロジックに対し,EPOS3に続いてさらなる改良を施した。