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J-GLOBAL ID:201302238890679189   整理番号:13A0924043

分子生物学的手法による浄水場における濁度障害原因生物の解明

Analysis of Microbial Turbidity Increase in Water Purification Plant Using 18S rRNA Cloning and Sequencing
著者 (7件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 2-10  発行年: 2013年05月01日 
JST資料番号: G0025A  ISSN: 0371-0785  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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草木湖を水源とする桐生市水道局元宿浄水場ではピコプランクトンによる濁度障害が起こることがあり,薬品注入量の増加などにより対応している。ピコプランクトンは細胞のサイズが小さく光学顕微鏡,落射蛍光顕微鏡観察時において特徴に乏しく属レベルでの識別が困難であるため,濁度障害の原因生物は明らかとなっていない。そこで草木ダム放流水,元宿浄水場の原水,沈澱水,濾過水について18S rRNA遺伝子の塩基配列のクローン解析により真核微小プランクトンの検出を行った。濾過水において2010年5月は緑藻綱のMychonastes homosphaeraに近縁なクローン,2011年6月は黄金色藻綱のSpumella sp.GOT220に近縁なクローンが検出され,濁度障害の原因となる可能性が示唆された。クローンとその近縁種について系統樹を作成したところ,新規性の高いクラスターI~VIが形成された。放流水および元宿浄水場で検出されたM.homosphaeraに近縁なクローンは系統樹において同じ位置に位置づけられたことから,草木湖由来のMychonastes属が濾過池を通過しているものと考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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湖沼汚濁  ,  水源,取水,送水,配水,給水 
引用文献 (16件):
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