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J-GLOBAL ID：201302238895698122   整理番号：13A0619387

損傷のないマウス脳内の皮質下構造のin vivo3光子顕微鏡観察

In vivo three-photon microscopy of subcortical structures within an intact mouse brain

著者 (7件)： HORTON Nicholas G. (Cornell Univ., New York, USA) ,  WANG Ke (Cornell Univ., New York, USA) ,  KOBAT Demirhan (Cornell Univ., New York, USA) ,  WISE Frank W. (Cornell Univ., New York, USA) ,  XU Chris (Cornell Univ., New York, USA) ,  CLARK Catharine G. (Cornell Univ., New York, USA) ,  SCHAFFER Chris B. (Cornell Univ., New York, USA)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 7  号： 3  ページ： 205-209  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2光子蛍光顕微鏡法を利用することにより,神経科学,発生学,腫瘍学を含むさまざまな分野において,in vivoやex vivoで散乱組織深部の組織形態や組織生理を細胞レベルで視覚化できる。しかし,2光子蛍光顕微鏡法の最大画像化深度は,組織散乱によってマウス脳内の皮質層までに制限され,皮質下構造を画像化するには,今のところそれを覆う脳組織を除去するか光プローブを挿入する必要がある。今回我々は,スペクトル励起窓1,700 nmの3光子蛍光顕微鏡法を用いて,損傷のないマウス脳内の皮質下構造の非侵襲性高解像度in vivo画像化を実証し,血管構造や赤色蛍光タンパク質で標識したマウス海馬内ニューロンを画像化している。長い励起波長と高次非線形励起を組み合わせることによって,2光子蛍光顕微鏡法の限界が克服され,組織のより深い部分の生物学的研究が可能になる。Copyright Nature Publishing Group 2013

シソーラス用語： 色素タンパク質 ,  蛍光標識 ,  *光学顕微鏡法 ,  スペクトル解析 ,  光プローブ ,  ニューロン ,  高分解能 ,  神経科学 ,  励起エネルギー ,  in vivo実験 ,  マウス ,  蛍光顕微鏡 ,  *皮質 ,  損傷 ,  多光子遷移 ,  可視化 ,  動物組織 ,  血管 ,  *海馬
準シソーラス用語： 蛍光タンパク質 ,  三光子吸収 ,  *多光子蛍光顕微鏡法 ,  脳組織 ,  励起波長

分類 (3件)： 光学的測定とその装置一般  (BD07010S) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  神経系一般  (EJ12010J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 損傷 ,  マウス ,  皮質 ,  光子 ,  顕微鏡観察