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J-GLOBAL ID：201302239060966572   整理番号：13A0529367

多回産卵魚ホンモロコの産卵時期・産卵回数・産卵数

Spawning time, spawning frequency, and spawned egg number in a multiple-spawning fish, the honmoroko Gnathopogon caerulescens

著者 (3件)： 藤岡康弘 (滋賀県立琵琶湖博物館) ,  田口貴史 (滋賀県立大学環境科学部) ,  亀甲武志 (滋賀県水産試験場)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 79  号： 1  ページ： 31-37 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コイ科のホンモロコの繁殖形質とそれに及ぼす親の誕生時期の影響を検討するため,産卵時期の異なる天然卵から育てた 5 組の親を用いて調査を行った。産卵は 4 月から 7 月までの水温 10.5°C から 25.9°C の範囲で行われ,この間に 1 尾あたりの平均産卵数は 3,000~4,000 粒,産卵のあった平均日数は 1.5 から 3.5 日であった。5 月上旬までに生まれた 3 組の親は 20°C 未満で総産卵数の 8 割以上を産卵したが,5 月下旬以降に生まれた 2 組では 7 割以下と少なく,親の誕生時期の影響が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *コイ科 ,  *産卵 ,  魚類 ,  性周期 ,  湖沼
準シソーラス用語： *Gnathopogon caerulescens ,  *ホンモロコ ,  親魚 ,  生殖周期 ,  琵琶湖

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (26件)：

• 高野和則. 卵巣の構造と配偶子形成. 水族繁殖学. 1989, 1-34
• 清水昭男. 生殖生理に関する研究手法と水産重要魚種の再生産研究高度化への応用. 水研センター研報. 2006, 別冊4号, 65-70
• 粟田豊. 野外調査と飼育実験を併用した魚類の繁殖特性研究. 水研センター研報. 2006, 別冊4号, 87-99
• 細谷和海. ホンモロコ. 日本の淡水魚. 1989, 297-299
• 藤岡康弘. ホンモロコ Gnathopogon caerulescens の増養殖研究の現状と課題. 滋賀水試研報. 2001, 48, 47-56

タイトルに関連する用語 (3件)： 産卵 ,  ホンモロコ ,  産卵数