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J-GLOBAL ID:201302239156671930   整理番号:13A1215345

電子欠乏性ピロール誘導体のパラジウム触媒を用いた直接的C-Hアルキル化

Palladium-Catalyzed Direct C-H Alkylation of Electron-Deficient Pyrrole Derivatives
著者 (2件):
資料名:
巻: 52  号: 23  ページ: 6080-6083  発行年: 2013年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,反応基質として電子欠乏性ピロール誘導体と一般的なハロゲン化アルキルを用いたピロール誘導体の位置特異的アルキル化を開発した。この研究の最初に,著者らが以前見いだしたPdII/ノルボルネン共-触媒系を用いた臭化アルキルによるNHインドールアルキル化プロトコルをピロール類の位置選択的直接アルキル化に適用する予備検討を行い,電子豊富なピロール類ではうまくいかないことがわかった。そこで,電子欠乏性ピロールである1H-ピロール-2-カルボン酸エチルをモデル基質としてn-ブチルブロミドによるアルキル化を検討し,N-アルキル化生成物が主生成物,5-アルキル化生成物が副生成物として生成することを見いだした。次いで,5-アルキル化生成物の収率を向上させる反応条件の最適化を検討し,塩基としてK2CO3のかわりにKHCO3を用いるとN-アルキル化が抑えられ,5-アルキル化生成物の収率が上がること,また反応温度や基質濃度を上げると収率,変換率が向上することを見いだした。最適化条件下で2-位にCN-,アセチル-,ホルミルなどの置換基を持つ他の電子欠乏性ピロール類についても検討を行ったが,この反応については,ピロール-2-カルボン酸エステルが最も良い基質であり,これら基質を使用した場合,5-アルキル化生成物が唯一のアルキル化異性体として得られた。2,3-二置換電子欠乏性ピロールへのアプローチはすでに多数確立されているので,これらの方法と本研究で開発した方法を組み合わせることで先進的な官能化ピロール誘導体への位置選択的ルートが得られる。
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分類 (2件):
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ピロール  ,  反応の位置化学 
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