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J-GLOBAL ID：201302239323063661   整理番号：13A0975098

二重層無電解メッキによって作製したAg-カーボンナノチューブ被覆の潤滑特性

Tribological behavior of dual-layer electroless-plated Ag-carbon nanotube coatings

著者 (3件)： LEE Hyun-dai (Dep. of Mechanical Engineering, Yonsei Univ., Seoul 120-749, KOR) ,  PENKOV Oleksiy V. (Center for Nano-Wear, Yonsei Univ., Seoul 120-749, KOR) ,  KIM Dae-eun (Dep. of Mechanical Engineering, Yonsei Univ., Seoul 120-749, KOR)
資料名： Thin Solid Films  (Thin Solid Films)
巻： 534  ページ： 410-416  発行年： 2013年05月01日 
JST資料番号： B0899A  ISSN： 0040-6090  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 無電解Agメッキカーボンナノチューブ(CNT)二重層被覆の潤滑特性を評価し,純CNT被覆のそれと比較した。研究の動機は,薄くて軟らかいAg被覆の堆積による摩耗に対するCNT被覆の表面の保護である。CNTおよびAgの被覆に用いた方法は,それぞれ,スピンコーティングと無電解メッキである。簡単かつ費用対効果の観点からこれらの被覆法を採用した。10-30mN印加負荷においてステンレス鋼ボールに対して被覆を滑らすことによって摩耗試験を行った。結果から,二重層被覆の摩耗レートがAg層の厚みと印加負荷に強く依存することがわかった。10mN負荷および65nmのAg厚みにおいて,二重層被覆の摩耗レートは純CNT被覆のそれに比べて約10倍小さい。しかしながら,Agの厚みを11.5nmに減少すると,摩耗レートが顕著に高くなる。また全ての負荷において,CNTおよびAg-CNTの定常状態摩擦係数は0.65-0.73の範囲に入る。二重層Ag-CNT被覆の摩耗機構のモデルを提案した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *無電解めっき ,  銀 ,  *カーボンナノチューブ ,  *被覆 ,  潤滑 ,  *摩耗 ,  *保護膜 ,  スピンコーティング ,  膜厚 ,  モデリング ,  *機械的性質 ,  *性質

分類 (1件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二重層 ,  無電解メッキ ,  作製 ,  Ag ,  カーボンナノチューブ ,  潤滑特性