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J-GLOBAL ID：201302239359019928   整理番号：12A1812165

非協力ゲーム(基礎編)

Game Theory for Computer Scientists-Noncooperative Games (Basic Theory)-

著者 (4件)： 横尾真 (九州大学大学院システム情報科学研究院) ,  岩崎敦 (九州大学大学院システム情報科学研究院) ,  櫻井祐子 (九州大学大学院システム情報科学研究院) ,  岡本吉央 (北陸先端科学技術大学院大学大学院教育イニシアティブセンター)
資料名： コンピュータソフトウェア  (Computer Software)
巻： 29  号： 2  ページ： 2.69-2.84 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： Y0628A  ISSN： 0289-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,ゲーム理論の基礎となる標準形の非協力ゲームについて概説する.標準形の非協力ゲームでは,複数のプレイヤが,自身の利得の最大化を目指して,独立かつ同時に行動を選択する.各プレイヤの利得は,自身の行動と他のプレイヤの行動の組合せにより決定される.非協力ゲームの帰結を予測するために,様々な均衡概念が提案されている.本稿では,標準形の非協力ゲームの基礎となる用語と均衡概念について概説する.また,単純に標準形の非協力ゲームを記述した場合,その記述量はプレイヤの数に対して指数的に増加する.本編では,ゲームの簡潔な記述方法であるグラフィカルゲームと混雑ゲーム,およびこれらのゲームにおいて均衡を計算するためのアルゴリズム/計算量について概説する.(著者抄録)

シソーラス用語： *決定理論 ,  ゲーム理論 ,  利得 ,  釣合 ,  アルゴリズム ,  計算量
準シソーラス用語： *非協力ゲーム理論 ,  均衡

分類 (1件)： ゲーム理論  (KA03060T)

引用文献 (16件)：

• AUMANN, R. J. Subjectivity and correlation in randomized strategies. Journal of Mathematical Economics. 1974, 1, 1, 67-96
• DASKALAKIS, C. Computing pure nash equilibria in graphical games via markov random fields. Proceedings of the 7th ACM Conference on Electronic Commerce (EC-06). 2006, 91-99
• KEARNS, M. J. Graphical Models for Game Theory. Proceedings of the 17th Conference in Uncertainty in Artificial, Intelligence, 2001. 2001, 253-260
• LEYTON-BROWN, K. Essentials of Game Theory : A Concise, Multidisciplinary Introduction. 2008
• MONDERER, D. Potential Games. Games and Economic Behavior. 1996, 14, 1, 124-143

タイトルに関連する用語 (2件)： 非協力ゲーム ,  基礎