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J-GLOBAL ID:201302239484685514   整理番号:13A0063931

コケ植物類,地衣類,および土壌モニタリングによるPrades山脈(カタロニア)における微量元素の大気流入源特定

Identifying the origin of atmospheric inputs of trace elements in the Prades Mountains (Catalonia) with bryophytes, lichens, and soil monitoring
著者 (4件):
資料名:
巻: 185  号:ページ: 615-629  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: D0789B  ISSN: 0167-6369  CODEN: EMASDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バイオモニター,ハイヒバゴケ(Hypnum cupressiforme)およびオオロウソクゴケ属Xanthoria parietinaを使用して,近隣にいくつかの環境汚染源があるスペイン北東部の地中海森林保護地域のPrades山脈における微量元素の沈着とそれらの可能な発生源を評価した。Al,As,Cd,Co,Cu,Cr,Ni,Pb,Sb,Ti,V,およびZnをこの保護地域内の16か所で定量した。土壌微量元素濃度も確認して,濃縮係数(EF)を計算して土壌中微量元素流入による空中濃度を区別した。さらに地衣類豊富度を計測して大気汚染を評価した。EFはコケ類だけでなく地衣類にも役立つことを示した。Cd,Cr,Cu,Ni,およびZnは両バイオモニターで3倍以上存在した。またこれら微量元素は汚染物質の可能性のある発生源により放出された主要なものであった。サンプリング場所と可能性のある汚染源との距離は,コケにおけるCu,Sb,およびZnの濃度と地衣類におけるCr,Ni,およびSbの濃度と相関した。地衣類豊富度は地衣類の乾燥重量基準でのCu,Pb,およびVの濃度と負相関した。研究は環境汚染源がこの自然地域における微量元素の存在および地衣類種群集構成に顕著に影響していることを反映していた。研究はバイオモニター,濃縮係数,および地衣類多様性を組み合わせて使用することが環境汚染評価に有効で,微量元素の影響とそれらの発生源の位置特定を概観するのに優れることを明らかにした。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  植物に対する影響 

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