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J-GLOBAL ID:201302239519133510   整理番号:13A1735983

NOx3次規制に関する国際的動向-IMOにおける議論

著者 (1件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 725-727  発行年: 2013年11月01日 
JST資料番号: S0651A  ISSN: 1346-1427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本文では,MEPC65までのIMOにおけるNOxの3次規制の議論について解説する。2011年7月のMEPC62において,NOxの3次規制の技術開発状況をレビューするため,CGを設置し議論することが合意された。日本は,2007年~2011年度において,スーパー・クリーン・マリーン・ディーゼル(SCMD)プロジェクトとしてSCRによるNOx削減のための技術開発を官民あげて推進してきており,陸上試験及び船上試験により3次規制は達成可能であることを実証している。この成果をCG及び2012年10月のMEPC64に報告するなど積極的な対応を行ってきた。一方,ロシアからは3次規制の開始時期を5年延期する提案も同時に出されていた。その提案文書の中で理由として挙げていたのは,SCRではアンモニアのリークが懸念されること,還元剤分解時に地球温暖化の原因となるCO2が発生すること,加えて,本来レビューの観点としては対象外とされている港湾競争力の低下,コスト増への懸念などであった。このように,3次規制の開始時期については,未だ確定した状況になく,次回のMEPC66で「採択」されなければ,現行の附属書VIの規定どおり2016年から開始となるが,「採択」されれば2021年に延期されることとなる。日本としては,これまでの主張の通り,3次規制は2016年から開始可能との立場で引き続き対応する。
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分類 (2件):
分類
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圧縮点火機関  ,  大気管理 
引用文献 (2件):
  • 1) http://www.mlit.go.jp/common/000187155.pdf
  • 2) http://www.mlit.go.jp/common/001002259.pdf
タイトルに関連する用語 (4件):
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