抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,電気自動車(Electric Vehicle:EV)が注目されているが,その本格的な普及のためにはいくつかの課題が存在する。その一つとして,ガソリン自動車の給油に比べ,EVの充電には非常に長い時間を要することが挙げられる。充電を待つ時間を軽減するための取り組みとして,例えば,飲食店やショッピングセンター等に充電器を設置し,施設を利用している間に充電を行うサービスが考えられている。このようなサービスにおいて,充電器を効率的に運用するための配置手法について様々な考察がされている。道路上の交通量にばらつきがあるような場合において,店で充電を行うEVの台数に比例した充電器の配置手法を用いることで充電待ち時間を軽減できることが示されているが,交通量のばらつき方として1通りの場合でしか評価されておらず,他の場合においても充電待ち時間を軽減するのに有効かどうかは十分に考察されていない。そこで本報告では,交通量のばらつき方が異なるいくつかの場合において,充電器配置手法の比較を行い,交通量のばらつき方によって,各配置手法における充電待ち時間がどのように影響を受けるかについて評価する。(著者抄録)