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J-GLOBAL ID:201302239924785915   整理番号:13A0345008

絹蛋白質,セリシンを用いた被覆によるチタン表面のオッセオインテグレーションの促進

The promotion of osseointegration of titanium surfaces by coating with silk protein sericin
著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号: 12  ページ: 2855-2864  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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整形外科チタンインプラント周囲のオッセオインテグレーション過程に影響する有望な戦略は,生物活性分子の固定化である。これは,細胞接着,増殖,分化および活性マトリックスリモデリングの指示により,表面と組織の間の適切な相互作用を生じる。この研究では,金属インプラントチタンの絹蛋白質,セリシンによる機能化を検討することを目的にした。チタン表面は,橋架け結合剤としてグルタルアルデヒドを用い,野蚕Antheraea mylittaセリシンを固定化した。セリシンを固定化したチタンの併用効果を分析するため,カップリング剤としてエチル(ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドおよびN-ヒドロキシスルホサクシニミドを用い,インテグリン結合ペプチド配列,Arg-Gly-Asp(RGD)と更に抱合した。セリシンを固定化したチタンの表面は,生物物理学的に特徴を検討した。骨芽細胞様細胞を,セリシンおよびセリシン/RGD機能化チタン上で培養し,元のチタン上でのそれらより生存性が高いことを見出した。RT-PCR分析は,骨シアロ蛋白質,オステオカルシンとアルカリホスファターゼのmRNA発現が,セリシンおよびセリシン/RGD固定化チタン基質上で培養した骨芽細胞でアップレギュレートされることを示した。加えて,炎症性サイトカインTNF-α,IL-1βおよび一酸化窒素生成の有意な量は,マクロファージ細胞および骨芽細胞-マクロファージ共培養細胞を,セリシンを固定化したチタン上で増殖させると,見られなかった。所見は,セリシンを固定化したチタン表面が,チタンに基づく医療用インプラントに対し有用な生物活性被覆材料になる可能性を示す。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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歯科材料  ,  細胞生理一般 
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