抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,人口増加や経済発展による将来の水需要量と世界各国の気候変動による水資源量変化に対応した都市・工業・農業の各用水供給量,さらに将来の穀物生産と消費の状況を推計するモデルを構築することにより,世界の水の安全保障の観点から我が国の技術的貢献のあり方を検討したものである。灌漑用水の将来需要量や主要農産物の将来生産量の推計結果から,十分な食糧を確保するには将来的に大規模な水資源開発が必要であることを示し,ダム等の施設整備と運用,農地整備など我が国の優れた技術により世界の健康で文化的生活享受と安全保障に貢献できると結論した。