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J-GLOBAL ID：201302239985058544   整理番号：13A0539109

¹⁵Nで標識された窒素肥料の動態から見た砂壌質露地畑でのキャベツの施肥量削減の可能性

Possibility of Reduce of Fertillzer In Cabbage Fields by Assessing the Movement of ¹⁵N-labeled Fertilizer in a Sandy Loam Open Field

著者 (3件)： 久野智香子 (愛知県農業総合試) ,  牧田尚之 (愛知県農業総合試) ,  大橋祥範 (愛知県農業総合試)
資料名： 愛知県農業総合試験場研究報告  (Research Bulletin of the Aichi Agricultural Research Center)
号： 44  ページ： 13-18  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： Z0600B  ISSN： 0388-7995  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ¹⁵N標識肥料を用いて現地ほ場でキャベツの栽培試験を行った。基肥20 g-N m^-2を施用した場合,12.4 g-N m^-2が溶脱した。基肥を20 g-N m^-2から14g-Nm^-2に減らすことにより,窒素利用率が高くなった。1回目の追肥の窒素利用率は70%以上と高かった。しかし,2回目の追肥の窒素利用率は21~52%と低かった。収穫後,施肥窒素の作土中残存量は0.2~1.8 g-N m^-2と少なかった。基肥14 g-N m^-2,1回目の追肥8 g-Nm ^-2,2回目の追肥4 g-N m^-2の施用で収量に影響がなく,施肥基準より4 g-N m^-2の施用量が削減できると考えられた。溶脱量の多い基肥の施用割合を減らし,窒素利用率の高い1回目の追肥の施用割合を増やすことにより窒素の溶脱も減少すると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *キャベツ ,  露地栽培 ,  *施肥 ,  窒素肥料 ,  窒素 ,  窒素15 ,  *標識法 ,  溶脱 ,  作物収量 ,  肥料所要量 ,  土壌成分 ,  植物利用性 ,  愛知県 ,  土壌窒素
準シソーラス用語： *同位体標識 ,  窒素利用率 ,  窒素溶脱 ,  窒素施肥量 ,  土壌中窒素 ,  *減肥

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 標識 ,  窒素肥料 ,  砂 ,  畑 ,  キャベツ ,  施肥量 ,  可能性