抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
VDZ社(ドイツ)研究所における高度資格技術要員,専門職養成課程,実施コースおよび内容について紹介した。有資格人員の養成はセメント製造業にとって常に重要かつ実務的な問題である。生産経費の低減と共に高品質の維持には不断の訓練が必要であり,とくにセメント企業に従事する若手協力者は,セメント製造工程,装置の操業,クリンカおよびセメント高品質維持の熟知が求められる。実際工場の要員は連続した教育が重要である一方,新装置,新規工場向けの合目的養成が一層必要になっている。同社ではセメント工業従業員用の製造工程を包含する専業教育コースを多年実施している。その各製造工程のコンピュータアニメーション,ビデオ教材を含む教育プログラムは,従来教室型課程とこれを補助する装置制御オペレータ用トレーナおよびオンラインコース課程からなる。教育課程の個人指導風景,教材(熱交換器つき窯炉(ガス,物質の流れ)のコンピュータアニメーション,セパレータ作動原理)を例示した。各過程は英語,ドイツ語,ロシア語で提供され,明年初めからロシア語オンラインコースが始まる。従業員養成における重要因子として,経済効率,安全性,製造の環境清浄性,教育方法(教育コース,オンラインコース),さらに世界セメント生産企業への提供を述べた。