抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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酸化チタン水素H
2Ti
6O
13を,60°Cで酸性溶液中でLi
+/H
+イオン交換により親化合物としてLi
2Ti
6O
13から調製した。それは,単斜晶系,空間群C2/m,格子定数a=14.6604(3)Å,b=3.74109(8)Å,c=9.2487(2)Å,及びβ=96.956(2)°で結晶化する。H
2Ti
6O
13の結晶構造を,粉末中性子回折データを用いるRietveld解析により,R
wp=3.12%及びR
p=2.45%の従来値及びGOF=R
wp/R
e=1.39の適合インジケータで精密化した。H
2Ti
6O
13の基礎的基幹(Ti
6O
13)
2-を親物質Li
2Ti
6O
13の場合とほぼ不変のまま維持した。トンネル空間中の水素サイトをH
2Ti
6O
13のO3H1の厳密な距離0.94(1)Åにより精密化した。H
2Ti
6O
13の構造安定性を結合原子価和及び
1H-MAS NMR測定により確認した。H
2Ti
6O
13の全プロトン伝導率をACインピーダンス測定の結果から室温でσ
total=8.32×10
-6 Scm
-1であると評価した。この値は良く知られた良好なプロトン伝導ラムスデライト型H
2Ti
3O
7の場合に相当する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.